\TMIP×先端技術共創機構(ATAC)連携企画/
探索と共創で生む新規事業
TMIPのパートナーである株式会社先端技術共創機構(ATAC)は、大学や研究機関の持つ先端技術の可能性を見出し、それら先端技術の事業化と経営を推進するインキュベーションを手掛けています。将来有望な先端技術や研究成果に対して、研究者と共同で創業(0→1創業)し、代表者就任も含め経営を主導するなど、事業化に向けた総合的ハンズオン支援を行っております。
今回、TMIPとATACは、連携企画として、【TMIP×先端技術共創機構(ATAC)連携企画】探索と共創で生む新規事業と題して、イベントを実施いたします。
第一部では、では、「稼ぐ力」を持つ企業に共通する戦略思考や事業構造、実行力の源泉を紐解くとともに、不確実性の高い時代において競争力を維持・強化するための「探索型R&D」のあり方を探ります。さらに、DX/GXといった社会的要請が高まる中で、環境変化に柔軟に適応し、新たな価値を創出する「探索力」と、それを支える組織能力の構築についても議論を深めます。
第二部は、TMIPスタンダード会員限定企画です。
ATACの支援する、半導体・エレクトロニクス分野の有望スタートアップ3社 ― スパイスエンジン、AZNICS、FSMC ― をお招きし、各社の開発技術をご紹介いただきます。登壇後は、参加者との意見交換や協業の可能性を探る交流セッションも予定しています。
新規事業や協業のヒントを得たい方、スタートアップの技術を活用して事業開発を進めたい方は、ぜひご参加ください。
▼こんな方にオススメ▼
・新規事業アイデア創出、事業開発に役立てたい方
・半導体・エレクトロニクス分野の技術探索・新規事業を検討している方
■ 開催日
2025年9月9日(火)14:00~15:30
■ 開催場所/方法
Global Business Hub Tokyo
(東京都千代田区大手町1丁目9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ3F)
■ 申込期限
2025年9月7日(日)23:59まで
※定員になり次第、締め切らせて頂きます。
■ 主催/協力
主催:TMIP
協力:株式会社先端技術共創機構(ATAC)
■ アジェンダ
14:00-15:30 第一部:“稼ぐ力”を生み出す企業戦略と探索型R&Dの実践セミナー
14:00-15:00 講演 株式会社先端技術共創機構(ATAC) 代表取締役 古澤利成
15:00-15:30 質疑・ネットワーキング
16:00-18:00 第二部:【スタンダード会員限定】
半導体・エレクトロニクスに関するスタートアップとの技術・協業交流会
16:00-16:15 株式会社スパイスエンジン会社紹介
16:15-16:30 株式会社AZNICS会社紹介
16:30-16:45 株式会社FSMC会社紹介
16:45-17:30 ネットワーキング
▼第一部登壇者プロフィール▼
株式会社先端技術共創機構(ATAC)代表取締役
古澤 利成 (ふるさわ としなり)氏
株式会社経営共創基盤(IGPI)共同経営者(パートナー)
IGPIものづくり戦略カンパニー マネージングディレクター
株式会社FSMC 代表取締役
経営共創基盤(IGPI)ものづくり戦略カンパニーにて製造業、特に半導体/素材/産業機械産業の企業に対し、ハンズオン経営改革を主導。近年はIGPIグループ会社である先端技術共創機構(ATAC)にて、アカデミアが有する先端技術の社会実装を研究者と共に自ら当事者として事業開発を推進。当該活動の中で、半導体ファブレスメーカーであるロジックリサーチ社と研究開発型スタートアップであるFSMCを共同創業し、代表取締役に就任。
■第二部の登壇スタートアップ・登壇者
▶株式会社スパイスエンジン・代表取締役 神宮司 明良
・会社概要
研究現場で培った“低遅延 × 省電力”の推論ノウハウを社会実装し、AIの計算コストを根本から下げることを目的とし、AIチップの技術を日本から世界標準に押し上げることを目指して創業しました。
FPGAアクセラレータ「Wasabi」のIPライセンス販売と2030年に量産を目指す1ExaFLOPS級のASICの開発を行っています。
・求める連携先
AI(LLMやCNN)の推論を行いたい企業(例えば、自動車、工場、ドローン、建物の画像点検、オフラインでの同時翻訳、など)
▶株式会社AZNICS・執行役員 山梨 裕介
・会社概要
東京大学生産技術研究所、高宮研究室で開発されたデジタルゲートドライバ技術を事業化するために設立されました。
パワーエレクトロニクスの課題に対し、デジタルの力で解決を図り、省エネルギー社会への進化の加速に貢献します。
・求める連携先
パワー半導体に関連して更なる性能を追い求める、EV・産業・IoT・再エネ・デバイス企業
▶株式会社FSMC・代表取締役 古澤 利成
・会社概要
独自の半導体設計・製造方式(LDIC方式)により、半導体領域では難しいとされていた少量多品種品を実現し、より多くの方がカスタムLSIを導入できるような、新たな半導体ソリューションを提供します
・求める連携先
多品種少量のカスタムICニーズのある企業(例えば、IoT/センサー系、産業機械、医療機器、など)
▼第二部登壇者プロフィール▼
株式会社スパイスエンジン 代表取締役
神宮司 明良(じんぐうじ あきら)氏
東京工業大学博士課程で中原研究室にて FPGA を用いた AI 高速処理を研究。卒業後、同研究室の助教となり、在籍中に大学の知的財産を産業化するため弊社スパイスエンジンを創業。
現在は神戸理研でスーパーコンピュータにおける LLM 活用を研究しつつ、弊社では FPGA・ASIC を用いた次世代 AI 半導体の設計を行っている。
株式会社AZNICS 執行役員
山梨 裕介(やまなし ゆうすけ)氏
大学院修了後、総合化学メーカーに入社し、R&D部門で材料研究開発、デバイス試作・開発、プログラム開発および事業化検討を担当した。特に半導体材料の特性評価と素子開発に従事し、物質検知センサーの開発を主導。この技術を基に社内カーブアウトベンチャーの創業準備を推進した。以降、IGPIグループの先端技術共創機構(ATAC)およびAZNICSに参画し、アカデミア連携による先端技術の社会実装を当事者として推進。事業計画策定から顧客対応、パートナー企業との協業体制構築、測定系プラットフォームおよび社内ラボの設計・立ち上げまで一貫して担当し、組織規模の拡大と事業基盤の強化を牽引している。